986 Boxster 2.5 (1997)


1993年のデトロイト・ショーに登場したプロトタイプは、往年の 550や RS60を彷彿させるミッド・シップ 2シーター・オープンで、世界中のポルシェ・ファンの注目を集め、市販化が期待されました。1997年にようやく市販された生産型はプロトタイプよりやや大きめのボディとなったものの、204馬力の水平対向6気筒 2.5リッター水冷エンジンをミッドシップに搭載する新しいポルシェとして人気を得ました。1999年には 220馬力の 2.7リッター・エンジンが搭載されるとともに、252馬力の 3.2リッター・エンジンを搭載するボクスターSが追加されました。

この作品は、タミヤ(Tamiya) 1/24のキットを組んだものです。少ないパーツ構成ながらスケール感を損なわない仕上がりで、タミヤらしい見事なキットです。ボクスターのキットは他にもレベルから販売されました。デトロイト・ショーで披露されたプロトタイプのキット化を期待しています。